古町通5番町商店街 CINQUE

甘辛の大久保酒店

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バスの待ち時間、 世間話を楽しむ常連も。

 インターネットで何でも買える時代、あえてお店に足を運ぶ理由のひとつは「そこに人がいるから」だろう。「お店に来てくれて、お話をして、仲良くなった奥さんがまた来てくれることもありますよ」。店主の大久保さんは、親しみを込めて「お母さん」と呼びたくなる、そんな人だ。「最近はお客さんも減ってきたけど、若い人がウイスキーを探しに来てくれることがあったり、贈り物用の越乃寒梅を買いに来てくれる人もいます」。

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okubo1 かつて店の前はお堀だった。「昔は古町に住んでいる人も多かったしね。味噌の量り売りもしていたわ」。時代の流れとともに、当時の景色を知っている人は少なくなってきたが、定期的に通ってくる常連さんもいる。「たまにウイスキーを買いに来てくれるお父さんは、バスを待つ時間ここでお話しをしていきますよ」。大久保さんの笑顔があたたかい。

 ひとつどうしても聞いてみたいことがあった。店名の冠となっている「甘辛(あまから)」の意味だ。「昔はお店が3店舗あって、区別するためにつけたのよ。お酒は“甘口”とか“辛口”っていうでしょ。そこからとったのよ」。最後にこう付け加えてくれた。「主人がつけた名前だから、本当のところはわからないけどね」。

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<酒店>甘辛の大久保酒店
住所/新潟市中央区古町通五番町607
TEL/025-228-6585
URL/http://furumachi.jp/pc/shop.cfm?SNO=2286585
営業時間/10:00〜18:30
定休日/日曜日

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